てぃーだブログ › 普天間中学校44年生 同窓会 › 日々のつぶやき › 震災から何を・・・

2011年04月05日

震災から何を・・・

昨日、親友のひとり『かずえ~』と震災について語る機会があった。

~~~震災の映像をテレビで観る度に
胸が苦しくなり、涙が溢れる。

『何で神様はこんな惨いことを起こすのだろう』

そう思うと、虚しくなるね。。。~~~



・・・本当にそう思う。



私はこれまでたくさんの出来事や本、周りの素晴らしい方々、純真な子ども達から

たくさんの小さな感動を頂きながら、

『私はなんて幸せなんだろう』という事を

何度も何度も気づかせてもらいました。


『普通の当たり前の様な事が、本当は一番ありがたい事なんだなぁ』・・・と。


・・・毎日、ふとんの中で目を覚まし、食事を頂くことが出来、

やる気に満ちて学ぶ事が出来、

小さなことを一緒に笑ったり、泣いたり、

時には、ぶつかりあって喧嘩をしてくれ、仲直りをさせてくれる友達を持ち、

便利な家電の揃った、帰る家がある。

晩御飯の時は、子ども達の一日の出来事を聞きながら

少しずつ色々な体験をしながら成長する姿や、

ワクワクに胸躍らせるわが子を、

穏やかな気持ちで見守ることが出来、

お風呂の湯船に浸かり、『あ~♪ 極楽、極楽♪』と言い、

時には誰かに愚痴を聞いてもらい、

島ぞうりを彫らせて頂き、

ネイルアートの練習に励む時間や、ブログを楽しむ時間もあり、

又、あたたかい布団の中で

『今日も一日ありがとうございます』と唱え、

ゆっくりと眠りの時間を味わうことが出来る。



本当になんて幸せなんだろう。




『かずえ~』と私は、本の好みが似ており
本の貸し借りをしながら、『本』に助けてもらっている事が多々あります。

~~~私たちが読む『本』の中に

『周りに起こるどんな出来事も、意味のないことなんてない』

と、繰り返し書かれているけど・・・・

今度の震災にも、何か意味があり、

そして、神様もいるものとするならば

それは・・・・

被災者に対して行える事を

ひとりひとりがしっかり考え、社会をつくる大人たちが

がっちりと手を組み、力を合わせ、困っている人達に

『自分の出来る限りの事をしなさい』・・・と、

『他人の苦しみを自分の苦しみと気づきなさい』

という意味しか考えられないよね。。。。~~~



・・・そして、ここ数年の自然災害は、世界中で起こりまくって・・・



まるで、物質社会に惑わされる現代人をあざ笑うかの様に。。。

・・・・それはまるで、

メディア、マスコミの『ステイタス』という言葉に翻弄されながら、

自分の持ち物や地位を他人と比較することでしか、

自分の存在価値を見出す事が出来なくなった現代の大人たちに対し、

何か大きな力が

『これでも一番大切な事に気づかないか、これでもか』と

何度も何度も、厳しい教えを与えている様でもある。。

時には、そんなマスメディアが

『地球温暖化』について唱えても、

「この裏には、どの企業のどんなからくりがしこまれて」」だの、

「自分ひとりが出来ることをやったって、世界全体がやらないとどうしようもないさぁ」と

自分を蚊帳の外に置いてみたり、時には政府のせいにしてみたり。

まるで

「自分は地球と関わりがない宇宙人か何かと勘違いしているのではないか」

と思わせる様な、大人もまだまだいっぱいいる。




私はお金があまりなく、

被災者に対し、祈ることしか出来ません。


でも、これからの社会を素晴らしいものにしたいと祈りながら、

その思いを胸に、

毎日を感謝しながら大切に生きることは出来ます。


そして、これからの社会を担う子ども達に

その背中を見せながら、毎日を過ごすことも出来ます。


私の子ども達は、本当に素晴らしい子ども達です。

その子ども達の一番の見本は、私自信だと思っています。

なので、出来れば、

『私の母ちゃんはむっちゃかっこいい!!』と思わせる様な

背中を見せたい。


信念があるなら、周りの目を気にせず、自分の軸をぶれさす事なく、

自分と周りの人達を信じ、手を取り合い、感謝し、分かち合う。

そんな姿を

私の大切な子ども達に見せたいです。


私たち地球上に暮らす大人が

本当の意味での 『 大人 』 になることを、

災害たちは試しているのではないでしょうか。




















同じカテゴリー(日々のつぶやき)の記事
七夕ナイト
七夕ナイト(2011-07-08 00:09)

誰かが侵入!?
誰かが侵入!?(2011-07-01 03:58)

ご無沙汰してます
ご無沙汰してます(2011-06-27 02:04)

畑仕事
畑仕事(2011-05-13 18:32)

muchanのお守り
muchanのお守り(2011-04-13 22:54)


Posted by ふてんま44 at 05:47│Comments(6)日々のつぶやき
この記事へのコメント
本当に災害の意味を一人一人が深く考え、伝え、行動し、祈っていく等。出来る事はたくさんある。今までの自分の価値観を変容させざる得ないのではないか。と日々思ってます。
信じる強さ。純真に光をみていく。と感じてます
一人の百歩より百人の一歩


私の知人も来月、被災地へボランティアに行きます。彼女に敬意をはらいますm(_ _)m

出来る事をやりたいと
思います。
Posted by 蓮華=RENCA= at 2011年04月05日 09:58
中身が深くて濃い見事な文章です。
お忙しい「同窓会」の合間あいまに、この種の文章も書いて下さると、美奈子さんの卓越した「文章力」と強靭な精神力が生み出した「思想」が堪能できて、読む側の私にとっては、嬉しいかぎりです。
政治家の「思想」なんて軽薄そのものです。
しかし、女性の涙から生まれた「思想」は、優しくて鋭く、それこそ「本物の思想」なのです。
読み甲斐のある見事な文章を、ありがとうございました!
Posted by 具志堅興清具志堅興清 at 2011年04月05日 11:09
ゃほ~ヾ(*゚∀゚*)ノ~ぅ☆
お久し振りです
私は元気なので安心してねぇ~
心配してくれて本当にありがとう( 。-_-。)ε・`*)チュッ
2月にある所に遊びに?行ってそのせいか3月中旬まで身体がキツかったのよ~(^^;)
心配かけてごめんねぇ~
今は、なんだかでぇ~じ忙しいさぁ~

ふてんまさんの内容の濃いブログ…
普通に生きていることが本当に幸せ…
大震災の恐ろしさ…

地の神様は今の世の中に怒りを爆発したのだろう…
しかも、高齢者の多い地域に…
涙が溢れてきます(T T)

まるで…
戦後の大空襲後のような…

地の神様は、
「北○○がミサイルを発射(戦争)になったらこうなるのだぞ!人が人を殺めてはならぬ、日本を支援する国は沢山いるんだ、肝に銘じよ…」って言っているような気がするさぁ~


私も、ふてんまさんの考えと同じです。

『自分の出来る限りの事をしなさい』・・・と、

『他人の苦しみを自分の苦しみと気づきなさい』


自分の事だけしか考えない悲しい世の中にならないためにも…
一人ひとりが団結して頑張らないとだねぇ~

私も祈ってます。

海に囲まれている沖縄も安心はできないさぁ~
Posted by muchanmuchan at 2011年04月06日 12:17
はじめましてです!

今回の震災は本当に色々な事に

気づき、考えさせられる事ばかりですね

軽い気持ちで立ち寄って拝見したら

物凄くうなずかされましたさー  
Posted by 路を間違えた医療人達路を間違えた医療人達 at 2011年04月06日 19:20
ふてんま44さん

そうですね

ミミりんは小さなことで愚痴をいったり
小さなことで怒ってしまったり
震災が起きる前までは
些細なことが
こんなにもありがたくて幸せなんだってことに
気がついてるようで
気がつきませんでした。

そういった意味では
なにかしら神様は私達それぞれに
問いかけているのでしょうね。

普通の生活だと思ってることが
本当は普通じゃなくて
当たり前に使っていたライフライン、ネットワークが当たり前じゃなくて・・・・

ご飯が美味しく食べれるのも
本当は物凄く
ありがたいことなんですね

被災地の方たちには
一日でも早くもとの生活に戻れるように
祈るばかりです。
Posted by ミミりんミミりん at 2011年04月08日 22:24
ふてんま44さん

お久しぶりです。
久しぶりにブログを拝見しました。
この記事にとても共感します。

当たり前のこと → 実は、「有り難い」こと。

一人ひとりが出来ることをする → 他人任せでも、蚊帳の外でもいけない。
(自分は何もしないで、スーパーヒーローの登場を期待してはいけない。)


先日の台風2号も、「今後は強い台風が増えますよ」という、ある意味、有り難い警告だったのかも知れません。
「有り難い警告」と捉えるのか、従来どおり「ただの災害」と捉えるのか?
私たちが「気付く」まで繰り返されるのだとしたら、早めに気付くに越したことはありません。
Posted by アナログアナログ at 2011年06月08日 22:54
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。