震災から何を・・・

ふてんま44

2011年04月05日 05:47

昨日、親友のひとり『かずえ~』と震災について語る機会があった。

~~~震災の映像をテレビで観る度に
胸が苦しくなり、涙が溢れる。

『何で神様はこんな惨いことを起こすのだろう』

そう思うと、虚しくなるね。。。~~~



・・・本当にそう思う。



私はこれまでたくさんの出来事や本、周りの素晴らしい方々、純真な子ども達から

たくさんの小さな感動を頂きながら、

『私はなんて幸せなんだろう』という事を

何度も何度も気づかせてもらいました。


『普通の当たり前の様な事が、本当は一番ありがたい事なんだなぁ』・・・と。


・・・毎日、ふとんの中で目を覚まし、食事を頂くことが出来、

やる気に満ちて学ぶ事が出来、

小さなことを一緒に笑ったり、泣いたり、

時には、ぶつかりあって喧嘩をしてくれ、仲直りをさせてくれる友達を持ち、

便利な家電の揃った、帰る家がある。

晩御飯の時は、子ども達の一日の出来事を聞きながら

少しずつ色々な体験をしながら成長する姿や、

ワクワクに胸躍らせるわが子を、

穏やかな気持ちで見守ることが出来、

お風呂の湯船に浸かり、『あ~♪ 極楽、極楽♪』と言い、

時には誰かに愚痴を聞いてもらい、

島ぞうりを彫らせて頂き、

ネイルアートの練習に励む時間や、ブログを楽しむ時間もあり、

又、あたたかい布団の中で

『今日も一日ありがとうございます』と唱え、

ゆっくりと眠りの時間を味わうことが出来る。



本当になんて幸せなんだろう。




『かずえ~』と私は、本の好みが似ており
本の貸し借りをしながら、『本』に助けてもらっている事が多々あります。

~~~私たちが読む『本』の中に

『周りに起こるどんな出来事も、意味のないことなんてない』

と、繰り返し書かれているけど・・・・

今度の震災にも、何か意味があり、

そして、神様もいるものとするならば

それは・・・・

被災者に対して行える事を

ひとりひとりがしっかり考え、社会をつくる大人たちが

がっちりと手を組み、力を合わせ、困っている人達に

『自分の出来る限りの事をしなさい』・・・と、

『他人の苦しみを自分の苦しみと気づきなさい』

という意味しか考えられないよね。。。。~~~



・・・そして、ここ数年の自然災害は、世界中で起こりまくって・・・



まるで、物質社会に惑わされる現代人をあざ笑うかの様に。。。

・・・・それはまるで、

メディア、マスコミの『ステイタス』という言葉に翻弄されながら、

自分の持ち物や地位を他人と比較することでしか、

自分の存在価値を見出す事が出来なくなった現代の大人たちに対し、

何か大きな力が

『これでも一番大切な事に気づかないか、これでもか』と

何度も何度も、厳しい教えを与えている様でもある。。

時には、そんなマスメディアが

『地球温暖化』について唱えても、

「この裏には、どの企業のどんなからくりがしこまれて」」だの、

「自分ひとりが出来ることをやったって、世界全体がやらないとどうしようもないさぁ」と

自分を蚊帳の外に置いてみたり、時には政府のせいにしてみたり。

まるで

「自分は地球と関わりがない宇宙人か何かと勘違いしているのではないか」

と思わせる様な、大人もまだまだいっぱいいる。




私はお金があまりなく、

被災者に対し、祈ることしか出来ません。


でも、これからの社会を素晴らしいものにしたいと祈りながら、

その思いを胸に、

毎日を感謝しながら大切に生きることは出来ます。


そして、これからの社会を担う子ども達に

その背中を見せながら、毎日を過ごすことも出来ます。


私の子ども達は、本当に素晴らしい子ども達です。

その子ども達の一番の見本は、私自信だと思っています。

なので、出来れば、

『私の母ちゃんはむっちゃかっこいい!!』と思わせる様な

背中を見せたい。


信念があるなら、周りの目を気にせず、自分の軸をぶれさす事なく、

自分と周りの人達を信じ、手を取り合い、感謝し、分かち合う。

そんな姿を

私の大切な子ども達に見せたいです。


私たち地球上に暮らす大人が

本当の意味での 『 大人 』 になることを、

災害たちは試しているのではないでしょうか。


















関連記事